受賞者を表彰 前田寛治大賞展はじまる
2010年09月05日
鳥取県倉吉市仲ノ町の倉吉博物館で4日から、第8回前田寛治大賞展(倉吉市・倉吉博物館主催)が始まり、大賞に選ばれた鳥取市出身の山本雄三さんら受賞者への表彰式が行われた。
石田市長から目録を受け取る山本さん=4日、倉吉市仲ノ町の倉吉博物館 |
表彰式には倉吉市の石田耕太郎市長らが出席、石田市長は同大賞について「大賞は印象に残る、心温まる感動を覚える作品が選ばれた。今回もたくさんのいい作品が集まり、倉吉の誇れる美術展」と述べ、大賞作品を高く評価した。
大賞に選ばれたのは、山本さんが寝起き間もない長女を描いた「2010年~七月のある朝」で、石田市長から賞金目録が手渡された。山本さんは鳥取市出身で現在、東京都で活動している。大賞に県出身者が選ばれるのは初めてで「地元の美術展という思い入れもあり、どうしてもほしかった賞。今回は3回目の出品でできれば結果を残したいという思いもあった」と感慨もひとしおの様子だった。
続いて、受賞者本人によるギャラリートークが行われ、山本さんは自作の意味合いや工夫などを来場者に語っていた。
前田寛治大賞は、北栄町出身の洋画家、前田寛治(1896~1930)の功績を顕彰するとともに新たな作家の登竜門として3年に1度のトリエンナーレ方式で開催されている。同展は10月3日まで。
なんと、アトリエ・エビス元スタッフ・現鳥取県警察官の陶山かおりさんが、
お祝いに駆けつけておりました。ありがとう!陶山さん!
ということで、現地で粛々と授賞式が執り行われたようです。
写実絵画の登竜門である前田寛治大賞展受賞のお祝いを
東京でも盛大に行います。
山本雄三先生・受賞記念パーティー
9/20 3:00~ 白金・八方園 会費8.000円
参加ご希望の方はアトリエ事務局までご連絡下さい。
TEL:03-3719-4920