第6回　サムホール展　桜植樹レポート！！

昨年第6回（2013年）のサムホール展の売上金の一部を、

さくら並木ネットワークに寄付いたしました。

さくら並木ネットワーク　とは

東日本大震災の津波最高到達地点に桜の樹を植樹し、津波の被害を風化させない目的で運営されています。

また、桜の樹を避難の目安にすることもできる、という利点も兼ねています。

詳しくはこちらからどうぞ

昨年度の寄付金による、桜の植樹が今年2月よりスタートしています。

第6回（2013年）サムホール展で寄付された桜の樹も植樹されるとのことで、

３月１６日（日）にアトリエスタッフ4人で現地に赴き、植樹のお手伝いをしてきました。

仙台駅から車で向かいます！

植樹場所は、仙台市街から車で南に1時間ほどのところにある、亘理郡亘理町大畑浜南地区です。

津波により、防風林と民家・畑が広範囲にわたり流されてしまいました。

今回植樹をしたのは、写真中央あたりのエリアです。

現在こちらの周辺には１４戸のお宅が居住されていますが、

震災により一層拍車がかかってしまった過疎化や、こちらの地区を分断するかさ上げ工事などの問題を抱えています。

そのような中、こちらの地区の区長である小野さんが、住民の方に元気を出してもらいたいとのことで

桜公園にする小野区長の畑の一角と、各お宅のそばに桜を植樹することとなりました。

午前中は桜公園エリアへの植樹です。地元の園芸業者の方の指導を受け、作業をしました。

決められた位置に穴をあけ、肥料と土を混ぜたものを苗木の周りにかけていきます。

きちんと水が苗木にわたるように、苗木の周りには土手も作ります。

こうして午前中に24本の苗木が植えられました。

今回参加のメンバーで。アトリエスタッフのほかにも、リクルートの方、地元のボランティアの方々などが集まりました。

お昼には、大畑浜地区のお母さんのとっても美味しい手作りご飯をいただきました。

この日は風が強く、とても寒かったので温かい食事がとても嬉しかったです。

午後はいよいよアトリエの桜を植える・・・ところに突然の大雨…！必死の作業です。

アトリエの文字も入った石碑も添え、無事に5本の植樹を終えてきました！

作業後、見事に雨が止み　一同脱力、、忘れられない植樹になりました！

今回の植樹をサポートしてくださった、吉武さん（左写真）と、大畑浜南地区区長の小野さん（右写真）と記念に撮影。

今回植樹した桜がしっかりとした樹に育ち、お花見ができるのは10年後とのこと。

大畑浜地区の方々と一緒に、桜を見守り　将来みんなでお花見スケッチをしたいと思います。

そして、本年で7回目を数えるサムホール展。

展示作品は購入可能です。作品売上金の一部は、こちらのさくら並木ネットワークに寄付されます。

 アートを楽しみながら、皆で東北を応援していきましょう！

 アトリエ・エビス　今までの震災復興支援活動報告はこちら

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